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■┓ 子どもは1ミリも変えない。
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◇子どもが持つ発達特性は、その子が持つアイデンティティ
多動や強いこだわりを持つなどの多様な発達をしている子ども達に関わる際に大切なマインドは、
「子どもを変えようとしないこと。持っている特性を変えようとしないこと。」です。
子どもが持つ特性は、子どものアイデンティティそのもの。
周りの大人がそれに対して「なんとかしなさい」「我慢しなさい」「周りに合わせなさい」というのは、
「あなたはあなたのままでいてはダメ」と伝えているのと同じで、子どもの心を大きく傷つけてしまい、
場合によっては「二次障がい」と言われる症状を引き起こしてしまうこともあります。
◇子どもを変えるのではなく、保育の環境や関わり方を変えていく
環境や、その子への関わり方を変えることで
その子が安心してその場で過ごすことができるようになると、
徐々に子ども自身も変わっていくことができます。
その子自身も、周りも幸せになる、という考え方を大切にして、
初めから子どもを変えようというアプローチをしないことが重要です。
■┓ 発達支援のベースの考え方
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集団の保育など、その子を取り囲む「社会」との相性の悪さに着目して、
その相性の悪さが解消されるように環境や関わり方を変えていくこと。
その子との相性がいい社会を作り出していくこと。
子どもにあわせてアプロ—チのしかたを変えていくことが
子どもへのよりよい支援につながります。
子どもの行動の背景にある理由を知り、子どもの味方になること。
子どもが苦手を感じていることは何かを理解し、支え合える世界を作ること。
そのためにはどんな保育環境を構成し、どんな関わり方をすれば
子どもが心地よく感じながら、自分で次の行動に進めることができるか、
そういったことを考えていく必要があります。
発達支援はすべてにこの考え方がベースに敷かれています。
これから子どもの発達支援に関わっていく方には、ぜひ覚えていてほしいポイントです。