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前回のブログの続きです。
「かして」といい、相手のおもちゃを奪い取ろうとしてしまった子。
私に「相手の返事を待つんだよ。でも断られることもあるんだよ」といわれると
捨て台詞を言ってトランポリンに行ってしまった・・・。
こんな時に思うのは。これがこの子のギリギリセーフだったんだなあと。
本当なら悔しくて私をたたきたかったのかも
近くのおもちゃを投げたかったのかも。
それでもギリギリ頑張って、捨て台詞一つで、その場を離れたんだなあと。
彼女にとっては精いっぱいの、ギリギリの行動だった。
そして私は思います。ギリギリだったけどセーフだよ。
そこの頑張りを大人が認めることが大切。
子どもとのあたたかい関係づくりのポイントだと思います。
今日の発達支援事業所での出来事
自由遊びの時間に「かして」と言いながらおもちゃに手を伸ばし
相手の返事も待たずに奪い取る子・・まあよくある光景ではありますが
私は奪い取ったおもちゃを制止して、その子にこう言いました。
「かしてと言ったら、相手の返事をまつんだよ。でも、もしかしたら、だめ。かしてあげない。と言われるかもしれないよ」
するとその子は、「もういい、もう嫌い」といいつつトランポリンに逃げるように行ってしまいました。
しかし、私もすかさずその瞬間に
「あきらめることができたんだね。すごいね。違うおもちゃに切り替えられたね」と褒めました。
本人は、まさかほめられると思っていなかったので(だって怒って逃げたという状況だったので)
えっという表情から、まんざらでもない表情に。
「あきらめるって大切だよね。すごいなあ、それができるなんて」
と追い打ちをかけるようにほめちぎりました。
この子はあきらめるという意味は分からなかったかもしれませんが
ダメと言われたら違うおもちゃに切り替えるというのはわかったはず。
だめなら、あきらめる・・人とのかかわりの中では本当に大切なことです。
だって、自分以外の人は、自分の思い通りになんてならないから。
そのことを、端的に伝えるのはこの「かして」の場面が絶好の機会だとおもいます。
研修の一部を無料でご視聴いただける、チャイルドフッドラボ・チャンネルを作りました。
youtubeではなく、vimeoという動画サイトを利用しています。
動画は適宜入れ替えていきますので、よろしくお願いいたします。
小平市講演会・発達支援事業所・保育コーディネーター研修
ペアレントプログラムリーダー養成講座・羽村市講演会
町田市研修・学童クラブ訪問・園内研修などなど
今週も盛りだくさんの1週間でした。
学術集会の打ち合わせもありました。
学術集会、内容が濃い!!是非皆さんご参加くださいね。
楽しく学べてること請け合いです。
テーマは「生まれてきてくれてありがとう」
このテーマ聞くだけでなんだかウルウル来てしまいます。
今年度の夜間講座は
お子さんのタイプ別・ケーススタディーのスタイルを取り入れています。
1回目は「衝動性や多動が強く出るタイプ」を学びました。
どうして、衝動的になるの?多動なの
の理由を解説から入り、支援方法や遊びで発達させる視点で
沢山遊びも紹介しました。
夜の仕事帰りにもかかわらす
60名の方のご参加。
一番盛り上がった遊びは
「おちゃらかほい」だったかなあ?
「指の散歩」も集中する・落ち着く体験の遊びとして紹介
目をつぶったときの感覚や、大好きな人とつながる感覚を
是非子供と共有してほしいと思います。
それでは、様子を写真でもご紹介
手を挙げている写真・・・決して怪しい団体ではありません(笑)