1. ブログ
  2. 安心して話せる大人
 

安心して話せる大人

2016/04/26

こどもは感性が豊かです。

発達障害のある子どもたちは、自分が生き抜くために

とても鋭い感性をもっているなあと

感じることがあります。

サバイバルスキルとでもいうのでしょうか、この人は信頼できる

信頼できないという感覚を、的確に判断しているという感じです。

 

こどもに安心感を与えられる人になりたいと

常に考えている私です。

どうしてかというと、その人に安心感を感じられないとこどもは自分の感じ方を

素直に表現してくれないからです。

私たちと違うものさし・・独自のものさしをもっている場合

そのものさしを、率直に教えてもらえないと適切な支援につながらないのです。

もちろん、日頃は大人が多分こうだろうと仮説を立てて、支援していくのですが

本人から教えてもらえたら、これほど楽で、正確な情報はありません。

 

ここで大切なのは、支援者が「多様性への寛容さ」、「柔軟なハート」をもつことなのです。

それを、自分の胆(きも)として据えているかどうかです。

ここを子どもたちは見抜くのだと思うのです。

この胆の据わった人になれれば、子どもは安心して、素直に話してくれると

私は信じています。

自分のものさしを横に置いて、子どものものさしを大切に大切に扱うことです。

そして、子どものものさしを尊重する感性を磨くことです。

 

<大切なあなたへのメッセージ>

私を信じて、自分のものさしについて話してくれた君。

私はあなたの力になりたいと思っています。

これからも、必要な時はどうぞ話に来て下さい。

いつでも待っています。

 

あなたの身近なサポーターより