今日は、こども家族早期発達支援学会のペアレントトレーニングを学ぶ研修でした。
この研修は、コミュニケーションサポーターという、資格の認証研修です。
保護者の方、保育士さん、小学校の先生、通園施設の職員さんなど
様々な人が参加されていました。
ペアレントトレーニングは
行動療法の理論を用いて
子どもの好ましい行動を増やし、好ましくない行動を減らすというかかわりをするものですが
子どもの行動の変容が目的・・・ではなく
こどもと保護者もしくは支援者との温かい関係づくりが目的なのです。
その関係をベースに適切に大人が関わることで
結果子どもの行動が変容するという関係です。
お母さんが、先生が、好きだから
その人に認められたいから
という気持ちを子どもが抱くことが何より大切なのです。
その話を丁寧にしたあとに
実勢のペアトレの演習を学びました。
3時間、みなさんしっかり学んでいただけたと感じました。
いただいた感想のご紹介します。
「本当によかったです。明日から生かせるもの、ヒントをたくさん持ち帰らせていただくことができました。
エピソードの中からも、その子がひとりひとり困った子ではなく、困っている子なんだと改めて考えさせられました。]
[子どもを正すより、子どもとの関係を良好に保つための手法、否定的な注目には否定的な行動が返ってくる・・心にとめて
よい関係を作っていきたいと思います。」
「先生の名演技が楽しくもあり、巻き込まれていく先生の様子がまるで自分を見ているようでした。
目を合わせ、毅然とした態度で肯定的に指示をだし、できたらほめる・・をやっていきたいと思います」
「多様性への寛容さ・柔軟な思考プラス知識 資質は変容できる!!
変容はなかなかできない難しいこと、でも大切なこと」
「ロールプレイのビデオ、魔の取り方、声のかけ方など明日からの保育に生かしたいと思います。」
参加者みなさんそれぞれの心に
感じたことを明日からの支援に生かしていただければと思います。
お疲れ様でした。